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ベトナム北部。大自然に寄り添うニンビン省


ベトナム北部。大自然に寄り添うニンビン省

ベトナムの首都ハノイから南へ車を走らせること約2時間。そこに広がるのは手つかずの大自然に覆われたニンビン省。世界遺産「チャンアン複合景観」のある地でも知られていますが、それ以外の歴史名所、及び観光スポットも多々あります。

近年はハロン湾よりも近いことから、日帰りで気軽に行ける景勝地として日本人にも認知度が上がってきました。そこで、今回はニンビン省の基本情報をご案内します。

ニンビン省の基本情報

タムコックの風景

ニンビン省はハノイ旅行者が行く観光地ですが、これまでハノイの郊外エリアといえば、ハロン湾が目立っていたため、ニンビン省は影を潜めていました。しかし、2014年にチャンアン複合景観がユネスコ世界遺産に登録されてから、その歴史深さと大自然が旅行者に見直される格好となりました。まだまだ日本人観光客も少なく、現地情報も多くないので、ここでしっかりと学習しておくといいでしょう。 

位置・面積・人口

ニンビン省はベトナム北部首都ハノイから南へおよそ100キロ地点。省都はニンビン市で人口は約55万人。田舎と思いきや、面積は1400平方キロメートルと日本の静岡県ほどの大きな町です。ハノイからは高速道路で行くことができるため、片道約2時間程度で行くことができます。そのため「日帰りで行けるハロン湾よりも近い世界遺産景勝地」として、日本人旅行者にも近年は注目されています。

ちなみにニンビン省からハロン湾までは下道で行かなければならないので、およそ2~3時間かかりますので、同日に両観光地へ行くのは不可能となります。

言語・民族・宗教

ニンビン市中心はハノイ市ほどではないにしても、タムコックやチャンアン周辺の大自然エリアと比べるとびっくりするほど栄えています。大手家電量販店や大型ショッピングセンターもありますし、田舎らしさはほとんど感じられません。ただし、旅行としての見どころはなく、普通の旅行者はそこから数キロ地点にあるタムコックやチャンアンといった自然地域に身を置くこととなります。

ニンビン省に暮らす人々はベトナム人(キン族)と少数民族のムオン族が少し。言語は基本はベトナム語となります。ムオン族は山岳に暮らしているので、普段は滅多に会うことはありません。宗教はベトナム人は仏教とキリスト教(カトリック)、ムオン族は独自宗教を持っていて、アニミズムのような精霊崇拝となります。

ニンビン省の特産・名物

川魚は調理法が多種多様

ニンビン省はまだそれほど観光地化されてはいませんので、お土産となるお菓子土産などは多くはありません。基本お土産はハノイ市内で入手することになるでしょう。ニンビン省の名物としては、主に「川魚」が挙げられます。ただし、ご存知の通り川魚の匂いにはクセがあります。ですので、ニンビン省の人々は香辛料はヌクマムで焼きあげたり、素揚げなどをしてクセを消す調理法を心得ています。その他にはイノシシ肉やお焦げご飯、自然の恵みから獲れた野菜炒めなども名物として挙げられます。

歴史

重要な一コマが刻まれた地でもある

ニンビン省は世界的にも典型的なカルスト地形で形成された陸地で、2億5000万年前はハロン湾と並んでい海底に沈んでいました。しかし、そこから石灰が何重の層になって隆起し、陸が形成され、またその後数万年、数百万年の年月を経て現在のような渓谷、渓流、洞窟などが作られていきました。一方、同じ歴史と地形を持つハロン湾は沈降して海底に沈んだままとなり、ニンビン省とは別の歴史を辿ることになります。

最初の王朝の地

ニンビン省は単なる自然景勝地に留まらず、歴史的観点から見ても重要な分岐点となる場所です。世界遺産チャンアンやタムコックと併せてツアー先の観光スポットになっている「ホアルー(Hoa Lu)」ですが、ここは中国から独立した最初の王朝が築かれた場所となります。ホアンキエム湖外周を走るディンティンホアン通りがありますが、実はこの通り名となっている人が、初代皇帝「ディンティンホアン(丁朝)」となります。968年のことです。その後、約40年後となる1010年、リータイトーが首都(王都)をホアルーからハノイ(当時:タンロン)に遷都しました。

ニンビン省の行き方

タクシーをチャーターするのが一番いいかも

ニンビン省はハノイ旅行における観光地の1つ。ハノイ南方100キロ地点にあり、基本は日帰りツアーに参加して行くことになります。もし個人でスケジュールを組んで自由に行きたいならば、タクシーをチャーターするか、ツアーデスクで専用車+ガイドの1日貸し切りプランを選ぶといいでしょう。 

おすすめの観光スポット

ニンビン省行きのツアーでは、「チャンアン+ホアルー」、「タムコック+ホアルー」の2種が主に催行しています。しかし、それ以外にも見どころとなる観光スポットは多々あります。

ビックドン寺 Bich Dong

ビックドン寺の外観

ビックドン寺(Bich Dong)は11世紀に最初の寺が創建された下段、中段、上段の3つの仏教寺からなる観光スポット。ちょっとした登山気分で石段を上がると、頭を下げてくぐる洞窟と祠を見ることができます。由緒正しき寺となり、いまでも現地人が参拝に訪れる重要な場所でもあります。

>>洞窟寺「ビックドン寺」

ハンムア Hang Mua

ハンムアの頂上

タムコック周辺にあるハンムア(Hang Mua)は、龍の背を表現した蛇行した石段が続く登山スポット。およそ30分から40分ほどひたすら石段を上がり続けて頂上を目指します。かなり体力がいるため、ヒールやサンダルだとかなりしんどいです。ただし、その頂上から一望できるタムコックとニンビン省の風景は圧巻。旅のハイライトともなる圧倒的な自然風景を目の当たりにすることができます。

>>ニンビン省最高の絶景を見る!「ハンムア」

バイディン寺 Bai Dinh

遠くからみたバイディン寺

12世紀初頭に建てられたバイディン寺(Bai Dinh)は改築と拡張工事を2000年代から開始し、現在では東南アジア最大の面積を誇る仏教寺院となりました。500体の羅漢像や菩薩像の数もベトナム最大。本堂に鎮座する黄金の大仏はバイディン寺のシンボルとなります。

>>東南アジア最大の仏教寺院「バイディン寺」

陸のハロン湾。世界遺産「チャンアン複合景観」

チャンアン複合景観の風景

2014年にユネスコ世界遺産に登録された「チャンアン複合景観」。文化遺産と自然遺産双方の要素が含まれた東南アジアで唯一となる複合遺産です。旅行者は手漕ぎボートに乗っておよそ2時間のボートツアーを楽しむことができます。道中には仏教寺院やキングコング(2017)のロケ地なども見て回ることができます。

>>世界遺産「チャンアン」でボートツアーを楽しもう

チャンアンと並ぶもう1つのハイライト「タムコック」

タムコックのボートツアー

チャンアンが世界遺産に登録される前まで、ニンビン省の“顔”はここタムコックでした。チャンアンと同じように2時間のボートツアーを楽しむことができ、3つの洞窟をくぐるアドベンチャーチックな観光地です。旅行者の中には「チャンアンよりもタムコックが自分の好み」という人も多くいるほど、いまだ根強い人気があります。観光地用に整備されたチャンアンと、ありったけの自然をそのままの形で残しているタムコック。どちらに行くかよく吟味してください。

>>山水風景をボートで周遊「タムコック」

ハノイ旅行のハイライトとなる観光地「ニンビン省」に行こう

今回ご案内したニンビン省は、間違いなくハノイ旅行におけるハイライトとなる観光地です。ハロン湾とニンビン省両方行く人は少ないかと思うので、どちらか一方を選ぶのであれば、慎重に検討するといいでしょう。ハロン湾は確かにビッグスケールですが、ニンビン省も負けてはいません。また、冒頭に説明したように、車でたった2時間で行けるのも大きな魅力です。

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